会社設立・会社経営・企業法務 年商○億とか月商7桁・・・でも利益は?

東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。


はじめに

よくテレビやFacebookの投稿などで
「年商○億円!」
「月商で7桁いきました!」
とか見かけます。


会社や個人事業主で事業がうまくいくと
当然売上も上がってきます。


でも待ってください!
「利益はどのくらいでていますか?」

会社設立・会社経営・企業法務 年商○億とか月商7桁・・・でも利益は?


売上も大事なのは「どれだけ利益があるのか?」

会社経営者は、どうしても売上ばかり
に気を取られてしまいます。


なので、売上が上がると一喜一憂して
しまう傾向にあります。


売上が上がったところで、
利益は以前より上がっていますか?
また会社にいくら現金が残っていますか?


前のブログでも書きましたが、
急成長している会社ほど売上ばかりに
気を取られてしまい、利益を重視して
いないのです。


会社経営で大事なのは
「利益がいくら出るか」
なのです。


なので、会社規模を大きくしても
利益は以前と変わらない、もしくは
以前より下がっているというのであれば
修正が必要なのです。


利益を出すために経費を意識する


「売上○億円」といっている会社、
利益がどのくらい残るのか、自分の頭で
考えることも大事です。


売上から、家賃とか従業員の給料、
顧問料や水道光熱費など、毎月かかる
固定費を引き、その他仕入れ等の費用を
引くと果たしてどれだけ利益が出るのか
そこを経営者の視点で見ること。


逆に売上がどんどん上がっていっても、
経費がかかって、利益がほとんどないと
いう会社は、経営面からはうまくいって
いません。


売上をあげたいから規模を拡大したいと
思っている経営者も多いですが、まずは
規模を拡大することで経費がどれだけ
かかるのかはシュミレーションすること。


資金繰りはどうなるのか、キャッシュは
残るのかは意識してください。


どうも経営者は事業拡大すれば売上が
アップするということは頭にあるのですが、
利益がどれだけ出ているのか意識して
いない気がするのです。


会社の究極な目的は利益をきちんと出す
ことに尽きるのですが・・・


また、事業拡大することは簡単ですが、
事業を縮小することは容易ではありません。

そこも意識することも重要です。

まとめ

会社は、社会に貢献できなければ存在意義
はありません。


その存在意義とは利益を出すこと。
売上アップではありません。


なので、年商○億円とか月商7桁という
言葉に踊らされず、まずは利益をきちんと
出すこと、そこが大事だと私は思いますが
いかがでしょうか?


今回は
『会社設立・会社経営・企業法務 
年商○億とか月商7桁・・・

でも利益は?』

に関する内容でした。


参考書籍

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司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

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