子供の立場から相続を考える~親から子への相続対策 【江戸川区葛西司法書士・行政書士の相続日記】

東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。


はじめに


今回は相続に関するお話。


「親よりも子供のほうが心配?~
最近の相続の相談を受けて」
というブログを先日書きました。


そうしたところ、
「子供が税金を払うから
やっぱり心配になる」

旨のコメントをいただきました。


子供が税金を払う立場になるから
きちんと相続対策を親が考えることが
本当に大事だということを親がもっと
意識すべきではないかと思うのです。

子供の立場から相続を考える~親から子への相続対策


子供のことを考えることが相続対策の第一歩


子供が自分の病気を気に家族のことを
考えて遺言書を書いた。


そのことを親に話したら、親は何も
対策を講じなかった。


親は子供の言うことに聞く耳をもたない
ことも多いです。


特に相続は暗い話になるから、なおさら
その傾向があるようです。


しかし、親はテレビや相続対策のセミナー
を受けると相続のことを真剣に考える。


もしくは知り合いとかが相続で何か
トラブルが起きた時に、自分は大丈夫か
と思い慌てて対策を始める。


何か刺激を受けない、とりわけ相続は
親世代は
動きづらい

ということを知っておくことが、
子供が相続のことを話す時に大事になって
きます。


相続のことを何もしてこなかったら・・・困るのは子供


前回のブログで「空き家問題」のことを
書きました。


核家族化が進むと、親が住んでいた自宅を
どのように処分するのか、悩ましい問題が
でてきます。


将来自宅をどうしたいのか、そのことを
念頭に考えていかないと、処分できず
自宅を放置してしまう・・・


面倒な問題になってしまうことは、
考えるべきでしょう。


これから住宅を購入することがある場合に
何年住むのか、自分たちの次の世代の
ことを考えることも、相続・空き家問題の
観点から考えるのも必要になるでしょう。


場合によっては、今の自宅を信託すると
いうことも案としてありでしょう。

まとめ


相続の問題は自分だけの問題ではない。
特に子供に影響を与える。


子供が親の財産の処分をしたり、
相続税を負担しなければならないのだから
大変である。


親世代の方はこのようなことを意識する
ことが大事です。


最近は「信託」で空き家を減らす動きも
あるようです。


いずれにしても、相続は自分の問題では
ないことを意識
したほうがいいでしょう。


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司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

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