司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一
東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
目次
はじめに
「相続」「遺言」
その言葉に抵抗がある方が多いです。
特に自分のことで「相続」のことを考える
とどうしても後回しにしがち。
ただ、残された家族のことを考えると
早めに対策を立てることが重要です。
あなたの親に伝えるのは、
もっとしんどいでしょう。
「公正証書遺言がどうも・・・」
という方は、自筆証書遺言でもいいので
家族に想いを伝えるのが大事ではないで
しょうか。
相続・遺言～親に遺言書を書いてもらうには？プレジデント記事から思ったこと
親に「遺言書」のことを話すのは抵抗が・・・
「遺言」
日本では、まだ重いというイメージが
あります。
親に「相続のことを考えたら？」と
いっても無視されるか、もしかしたら
喧嘩することにもつながるでしょう。
今回紹介されているプレジデントの
「親に遺言書を書いてもらう秘策」
には、まず自分で遺言を書いてみて、
それをネタを話題に親と話してみる
方法が書かれていました。
個人的にはこの方法はありだと
思います。
実際親が子供が遺言書を書いたから
といってどれだけ遺言書のことに
食いつくか分かりません。
ただ、最近テレビなどのマスコミとかで
遺言の大切さを話題にしているので、
もしかしたら乗り気になるかもしれません。
自筆証書遺言でもいいので遺言書を残しておく
親が書く前に自分で書いて見るときに
どうやって遺言書を書くのかわからない
方が多いでしょう。
最近は、書店や文房具屋で、遺言書キット
を販売しています。
それに書いてあるとおりに書いていけば
自ずと遺言書はできあがります。
一応注意しておかないといけないことが
あります。
自筆証書遺言の場合、法律に従った
方法で書かないと、折角遺言書を書いた
のに無効になる危険が高いです。
なので、もし市販のキットの遺言書セット
を使うのであれば、きちんと説明書なり
読んでから作成することをおすすめします。
あと、自筆証書遺言の場合、家庭裁判所で
検認手続をする必要があります。
そこが面倒ではあります。
自筆証書遺言を作成する場合は専門家に相談
本当は遺言書を書く際は、公正証書遺言が
確実ですが、まだまだハードルが高い
と思っている人が多いみたいです。
ただ、何らかの遺言を残しておくことが、
何かあったときには有用です。
そこで、一度司法書士なり行政書士なり
相続に強い人に自筆証書遺言について
相談されることをおすすめします。
まとめ
万が一のことがあってからでは遅い。
でもなかなか実行に移してくれない。
その場合は、自分で自筆証書遺言の作成を
体験して、親に薦めるでもいいでしょう。
子供が苦労するのを見たくない親は
もしかしたら遺言書を書いてくれるかも
しれません。
実際に相続がおきてからでは
遅いので・・・
今回は
『相続・遺言～親に遺言書を書いて
もらうには？プレジデント記事から
思ったこと』
に関する内容でした。
参考記事
参考書籍
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誰でも簡単につくれる遺言書キット 本田 桂子 永岡書店 2010-07-10
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もしもの時に安心! エンディングノート 武内 優宏 プレジデント社 2015-05-29
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