東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
2016年36冊目、今回紹介する本は、
『頑張らなくとも一日3200万円売れました。』
(坂本玖美子著 秀和システム)
頑張らなくとも一日3200万円売れました。
坂本 玖実子 秀和システム 2016-10-28
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目次
はじめに
営業に関する本は私も数冊読んでいる。
営業で売上を上げるコツについては
「相手のこと・立場を理解する」ことが
重要だと私は思う。
今回紹介する本は、未経験で営業の世界に
飛び込み、たちまち高級家具販売で
No.1になれた著者が、自分の体験を元に
営業の極意について触れた本である。
この本を読んで、営業は改めて
自分でゴリ押しで売りつけてはだめ、
自分本位での売り方では成果が出にくい
ことが分かった。
本の構成
この本の構成は以下の通り
プロローグ
強く願えば、必ずかなう!第1章
食べるために始めた飛び込み営業で得た
ヒント第2章
パートのおばさん、頑張らないで奇跡を
起こす第3章
パートのおばさん、気づいたら管理職に
なる第4章
気の小さいセールスパーソンのための
「こころの営業」とは第5章
どうしても売れないときの「こころの
リカバリー術」第6章
一流の人に学んだ「やさしさ」という
セールスマインド
この本を読めば営業で大事なエッセンスを
会得することが可能だろう。
私はこの本のキーワードは「ココロ」であると
思った。
そこで2つの「ココロ」をキーワードに
この本の書評をしていきたい。
一つ目の「ココロ」 相手の「ココロ」をどのくらい喜ばせられるか?
一つ目のココロは相手の「ココロ」を
いかに読むかが大事であること。
営業は相手があってはじめて成り立つもの。
そこをまず意識しないと、営業はうまく
いかないと感じた。
著者も第1章で化粧品の飛び込み営業で
苦労していることが書かれている。
「相手がどう思うのか」
他人の思いに気づいてから、売上も
上がっていき、営業のコツを掴むことが
できた。
その経験を元に家具販売店でも活躍。
もしかしたら、この本を読んだ方は
「もともと営業の素質があったから著者に
はできたのではないか」
と反論するかもしれない。
しかし、実際に気づいて行動したからこそ
このような結果が得られたのだと思う。
著者の苦労をこの本では垣間見ることが
できた。
「他人はどう考えているのだろう」
「どのようにすれば、相手は気づいて
くれるのだろう」
相手がどうなったらその人が喜んでくれる
のかを常に考えているのであれば、
相手のこころを常に意識することが
実は営業をする上で大事だということが
この本を読んで分かった。
何歳からでもチャレンジできる!諦めないココロも大事
2番めの「ココロ」は自分の「ココロ」
何歳でもチャレンジできる「ココロ」は
誰にでもある。
後は行動してみて反省しながらやってみる。
立ち止まる勇気も必要。
だめであれば試練を与えられるとして、
決して諦めない。
筆者も全く未経験のところからはじめて
自分の「ココロ」を鍛えながら成長し、
トップに登りつめた。
いつ何時の苦労があっても、自分が思った
ことを叶いたいと強く思うのであれば
絶対に叶うものだと読んで感じた。
あと、この本でも書いていたが
「素直になる」
ことも重要。
自分もここの部分は反省しないと
いけないと感じた。
まとめ
私が響いた部分・・・
「こころの営業」それは“お客様の役に
立つこと”で、他ならぬみなさんご自身が、
心からの幸福感が持てる仕事でなければ
ならない。(45頁)
「こころの営業」をこの本では何度も
キーワードとしてでてくる。
難しいことではないが、どうしても
自分のことばかり考えてしまうと
「こころの営業」はできない。
他人の喜ぶ姿をどうイメージするか、
他人の「ココロ」をどう読むかが大事で
あるとわかった。
さらにはチャレンジ心、自分の「ココロ」
をいかに奮い立たせるのかもこの本から
学ぶことができた。
営業を志しているすべての方、
売上に負われてしまっている経営者の方に
ぜひ読んでいただきたい本である。
頑張らなくとも一日3200万円売れました。
坂本 玖実子 秀和システム 2016-10-28
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