「会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
今回は読書日記
「稼げるコンサルタント稼げないコンサルタント」(柳生雄寛著)
稼げるコンサルタント 稼げないコンサルタント
柳生 雄寛 すばる舎 2015-04-09
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この本は、コンサルタントで生計を建てたい方でなく、これから会社を設立して起業するあなたにも読んでもらいたい。
コンサルタント脳は会社経営にも役に立つはずだからである。
1時間で稼ぐにはどうすればいいかを考える
私は司法書士・行政書士をしている。
どうしてもコンサルタント要素を身につける必要があるので、コンサルタントはどんな仕事をして稼いでいるのか興味があり、この本を読んでみた。
実はもう一つ、時間の使い方、コンサルタントはどんな稼ぎ方をしているのかにも興味はあった。
実際に読んでみると、細かいところに気が配るコンサルタントが売上がすごいということ。
まずは自分の足元を固めていき、そこから自分のできることに集中して投資する、それが大事なのかということを感じた。
さらに印象に残っているのは
1時間でどれだけの売上を上げることが出来るのか?
最近はどうしても価格競争があり、ただ単にやっているだけでは疲弊してしまう。
士業も例外ではなくなっている。
こんな時代だからこそ、自分が何をすべきかをしっかり考える必要がある。
それは自分がいかに自己投資してお客様に還元できるのか、お客様満足度を高めることができるのか。
それができれば高い報酬だろうと気持よくお客様は払ってくれる、そのように感じた。
まずは自己投資を惜しまず、自分自身を成長させる、そして時給を高める努力をする。
コンサルタントとしても、士業としても大事だと読んでいて思った。
小さな気遣いが大きな差になる
どうしてもコンサルタントは、自分の得た知識を一方的に伝えがちである。
そうではなく、まずは現状把握。
お客様に取って何が大事なのか、必要になるものを汲み取って、提案してお客様に考えてもらう。
一緒になって考えることが大事なのかと思った。
小さな気遣いこそが大きな収入源になる、ここも気づきの一つである。
この本での気付き
- 稼げるコンサルタントは、年収1億円の時給がいくらか言える
- 稼げルコンサルタントは、あえて稼がない時間をつくる
私が印象に残った部分を上げた。
時間というのがいかに大事であるか、大枠から見るのではなく、今現在の自分の状況を見ることが、年収アップの秘訣であると思った。
まとめ
いろいろなコンサルタントの本が出ているが、この本は著者の経験のもと、ノウハウもぎっしり詰まっていて読み応えがある本である。
コンサルタントはこうやって考えているんだ、稼ぐにはこうやるんだと垣間みえる本である。
士業である私にとっても、大変有益な本である。
ぜひ、経営者の方にも、経営マインドの一環としてこの本を読んでいただきたい。
学びにつながる部分があるだろう。
今回もご覧頂きありがとうございました。
感想を聞かせていただけると嬉しいです。
稼げるコンサルタント 稼げないコンサルタント
柳生 雄寛 すばる舎 2015-04-09
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