東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
目次
はじめに
平成28年8月8日、天皇陛下が国民に対し
お気持ちを述べられました。
生前退位、元号や皇室典範など様々な
問題があります。
私は、この気持ちは、生前のうちに
なんとか自分のやってきたことを
引き継ぎたい天皇陛下のお気持ちが
強く現れたものだと感じました。
そこで今回のお言葉から「相続・承継」
対策を考えます。
あくまでも私の考えであることを
ご承知ください。
生前に引き継ぐことの意味を考える
天皇陛下のお言葉に、今後様々な問題が
出てきています。
会社の場合で置き換えながら考えて
いきましょう。
まず、皇室の場合、次に天皇になる順位は
法律で決まっているので問題ありません。
会社の場合、誰に継がせるかは一番の問題。
子供に継がせようとしても、子供に能力が
なければ、社内で有能な社員に継がせる、
場合によっては、売却等も考える。
どこにゴールをもっていくか、その対策を
どうすればいいかでかなりの時間を要する
ことになります。
天皇陛下の生前退位も次のことを見越して
お考えになられていると感じました。
会社も同じです。
後継者の育成には時間がかかることは
経営者の方は強く意識してください。
相続の面からも考えてみる
相続の側面から見ると、自分が亡くなった
あとはどうでもいいと思っている方が
多いです。
しかし、それは相続人にとって
酷なことです。
あなたを恨む可能性もあります。
今回の天皇陛下のおことばに、
次にどのように継がせるかということに
ご苦労されている雰囲気を感じました。
お互いハッピーな相続を実現するには
どうすればいいのか、生前から
考える必要があると改めて感じました。
まとめ
天皇陛下のお言葉は今の日本にとって
大きな問題提起をしたと感じています。
お言葉を身近な問題に置き換えると
様々なことが見えてきます。
今回は事業承継と相続を書きましたが、
事業承継でもっと大事な要素があったと
感じました。
ここはまた改めて書きます。
参考書籍
知識ゼロからの会社の継ぎ方・事業承継入門
真部 敏巳,河合 保弘 幻冬舎 2015-08-27
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