目次
「書く」ことについての執念がすごい!
今回紹介する本も再読書。
『書くことについて』
(スティーヴン・キング著)
書くことについて (小学館文庫)
スティーヴン キング 小学館 2013-07-05
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ふとしたことで再読してみた
平成27年8月に読んだ本。
ただ、もう一度読みたくなり再読
することにした。
理由は分からない。
なぜか急に読みたくなった。
書くことを何か学びたかったのだろうか?
何はともあれ、再読をしてみた。
初めて読んだ時は・・・
はじめてこの本を読んだときは、
正直読みづらい印象が強かった。
書くことについて、
「重要なのはどこに書いてあるんだろう」
と思いながら読んでいた。
だんだん読むにつれ、
「書くことの執念」
が強く印象に残り、一度目は終了。
そして再読・・・
そして、二度目に読んだ感想。
描写が本から現れてくるくらい、
表現が豊かだということ。
作家とは何か?
書くこととは何か?
再度意識付けられた内容だった。
実は二度目に読んで、
スティーヴン・キングの生い立ちから
怪我をして書くことがままならないとき
でも、「書く」ということにここまでこだわりを持った人はいない。
というのを改めて感じた。
ただ漫然と書いてなく、
プロとしての「書くこと」の」意識
を強く思った。
描写がシンプルでありながら、
文章の重みを感じさせる内容。
向こうにいる読者のことを考えて書いて
いる。
それが、誰もが愛している本になるんだと
感じた。
この本は文庫本だが
「書くため」の教科書の位置づけでも
いいだろう。
書くという戦いを克服するためには?
「たくさん読みたくさん書くこと」
妙に響いた言葉だ。
当たり前のことが最も大事であり、
それができないと良い文章を書き上げる
ことは難しい。
アウトプットすることの大事さを
この表現から見て取れる。
自分もたくさん本を読んでたくさん
ブログなどで情報を出していきたい。
そして近い将来
本を執筆する機会があれば、
この本に立ち戻って、言いたいことを
どう表現すべきか学んでいきたい。
まとめ
この本は、まず著者を目指す人には
絶対読んでもらいたい。
最初は読みづらいかもしれないが
何度か読むと自ずと「書く」という
行為がどんなものか見えてくるだろう。
私もまたこの本を読んで、
「書く」大切さをもっと吸収して
いきたい。
書くことについて (小学館文庫)
スティーヴン キング 小学館 2013-07-05
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