「会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前の
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
今回は平成27年2月28日に改正される商業登記規則のことについて追加で書きます。
添付書面が増えた!
一番の問題は、就任・辞任・旧姓の記録、いずれにしても必要書面が増えたということ。
登記申請は変更してから2週間以内にしないといけないので、その準備にどれだけ時間がかかるか考慮しましょう。
中小企業の場合、だいたい経営者=代表者なので、用意するのに時間はかからないでしょう。
しかし、大会社の場合、就任登記などで取締役多数の場合、住民票等用意してもらうのに時間がかかります。
あと、就任時期の前後で住所が変わることもありえますので、そのあたりは事前に確認しながら作業するようにしましょう。
用意してもらう「本人確認証明書」
就任の際に添付する書面として法務省のホームページで「本人確認証明書」の例が色々書かれています。
おそらくホームページに書かれているのは限定的だと思います。
他にもパスポートでもいいのではないか等の疑問もあります。
実務が定着するまで時間がかかると思います。
まずは法務省のホームページに記載してあるものを準備するのが一番いいでしょう。
実は、あるところで、商業登記規則の改正論点についてお話する予定でレジュメの準備をしていました。
結構大きな改正になりそうだと思っています。
もしその近辺で役員改選がありましたら、早めに準備しておくことをおすすめします。
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