東京都江戸川区船堀「司法書士・行政書士きりがや事務所」司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirijunshoshi)です。
本年もよろしくお願いいたします。
目次
はじめに
2025年は、相続を中心に多くの現場経験を積むことができた1年でした。
相続登記だけでなく、遺産整理業務、商業登記では株式移転などにも関わり、司法書士・行政書士としての視野が大きく広がりました。
その経験を踏まえ、2026年は「何を深め、どこへ向かうのか」。
この記事では、江戸川区で司法書士として活動する私が、2026年の具体的な目標を整理します。
2026年も中心は「相続」──“手続き”から“段取り”を整える支援へ
2026年も業務の軸は「相続」です。
ただし、目指すのは単なる相続登記の代行ではありません。
2025年の相続現場で強く感じたのは、多くの方が困っているのは法律知識そのものより、相続の全体像が見えないことだという点でした。
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何から始めればいいか分からない
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家族の温度差で話が進まない
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書類や期限がバラバラで不安になる
2026年は、相続江戸川で検索して来られる方に対し、「まず最初に相談すべき司法書士」として、相続の段取りを整える役割をより明確にしていきます。
「50歳からの起業」支援を、相続と切り離さずに考える
2026年にもう一つ力を入れるのが、「50歳からの起業」サポートです。
50歳前後で起業を考える方は、
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親の相続や介護が同時に進む
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老後資金や家族の生活を強く意識している
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失敗できないプレッシャーが大きい
という特徴があります。
会社設立江戸川で検索して来られる方に対しても、単に法人設立をするだけでなく、相続・家族・将来設計まで含めた視点でサポートすることを、2026年の方針とします。
商業登記の新たな挑戦:ひとり会社の「完全オンライン化」を推進
2026年の具体的な取り組みの一つが、商業登記における「ひとり会社の完全オンライン化の推進」です。
ひとり会社やマイクロ法人では、
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忙しくて登記を後回しにしてしまう
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役員変更や本店移転を放置しがち
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書類作成が心理的負担になる
といった課題をよく目にします。
そこで2026年は、
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会社設立
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役員変更
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本店移転
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目的変更
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将来の承継を見据えた登記
これらを可能な限りオンラインで完結させ、経営者が「本業に集中できる環境」を整えることを目標にします。
商業登記は後回しにされがちだからこそ、司法書士が主導して仕組み化する価値があると考えています。
AI・DXの推進で、司法書士業務の効率と質を高める
2026年は、業務効率化のためのAI・DX推進にも本格的に取り組みます。
具体的には、
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書類作成・チェック業務の効率化
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情報整理・説明資料作成へのAI活用
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定型業務のDXによる時間短縮
これにより、「時間をかけるべきところ」と「仕組み化できるところ」を明確に分け、人が関わるべき相談・設計の時間を増やすことを目指します。
AIは仕事を奪うものではなく、司法書士が本来価値を出すための“道具”だと考えています。
各SNSとの連携を強化し、必要な人に情報を届ける
情報発信も2026年の重要なテーマです。
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WordPressブログ
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note
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X(旧Twitter)
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Threads
それぞれの特性を活かしながら、相続・会社設立・商業登記の情報を分かりやすく、届く形で発信していきます。
ブログは「体系的な解説」、noteは「現場の気づき」、SNSは「日常のつまずきポイント」。
この連携を強化することで、江戸川司法書士として、より多くの方の不安解消につなげていきます。
2026年のまとめ:段取り×オンライン×AIで支える司法書士へ
2026年の目標を一言でまとめるなら、「段取りを整え、仕組みで支える司法書士」です。
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相続の段取り
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50歳からの起業の段取り
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ひとり会社の商業登記の段取り
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AI・DXによる業務の段取り
これらを一体として考え、司法書士・行政書士の枠を超えた支援を、江戸川区から広げていきます。
