本日は相談と打ち合わせの一日 最近の相談案件で多いのは? 2018.8.31のライフログ

東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。

はじめに

2018年8月31日
この日は午前中は金融機関で書類届け、午後は新規来客対応。

最近、いろいろ相談を受けることがあり、その気づきを今回はシェアします。

2018年8月31日のライフログ

この日もひとり朝活からスタート、午前中は金融機関で・・・

今朝もひとり朝活からスタート。
この時間に一つでもブログができると何だかホッとします。

そして午前中に登記完了書類を届けるため金融機関へ。

そこで、様々な情報交換と見積もり依頼をいただきました。

情報交換の内容は実は午後の新規来客の相談内容と似ているのでそこで触れます。

最近同業から多い相談は?

意外と商業登記に強いからか、知り合いの司法書士から相談を受けます。

最近多いのは「組織再編」に関すること。

実は私はあまり組織再編を扱ったことがありません。
というのも中小零細企業で合併なり会社分割は現状少ないから。

司法書士として一番気を使わないと行けないのはスケジュール管理。

債権者保護手続を間違えてしまうと、登記にも影響が出てしまいます。
特に債権者保護手続の期間が足りないとなると致命的です。

なので、少なくとも3カ月前くらいから組織再編の計画を立て、スケジュール管理をする必要があるのです。

ところで、今後事業承継との絡みで、組織再編は増えてくるだろうと予想しています。

親族内承継案件が減少し、会社の売却や合併など増えて来そうな気がします。

なので、自分も組織再編手続に対応できるように準備しないといけないと思っています。

債務整理相談もなぜか増加中?

先程、金融機関での情報交換のことを触れました。
内容は債務整理についてでした。

近頃、私の事務所にもなぜか債務整理についての相談、依頼が増加しています。

なぜなのかは分かりませんが・・・

最近の傾向として、最初に借りてから短い期間で払えなくなったからなんとかしてほしいという相談や、最後に支払ってから相当経つが業者から督促状が来るという相談です。

過払金返還請求についてはほとんどなくなりました。

まず、債務が残っている方の場合、既に出資法改正後の借り入れのため減額は期待できず、利息カットで支払いできるかで方針が変わってきます。

あと、最後の支払いから5年が経過していたら時効が成立しているので、業者には1円も払わなくていいことは伝えています。

しかし、裁判を提起され判決まで至っている場合は、時効が10年となるので注意が必要です。

時効については民法改正が絡んでくるため、今後の実務の動きに注目したいところです。

まとめ

8月はレジュメ作成に追われ、バタバタしたときもありました。

仕事はまだまだ頑張らないといけないと思いました。
それにしてもなぜ債務整理の相談が多いのかが不思議です。

今回は
『本日は相談と打ち合わせの一日 最近の相談案件で多いのは? 2018.8.31のライフログ』
に関する内容でした。

2018年8月31日に更新したブログはこちら!

2018年8月30日のライフログはこちら!

参考書籍

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司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

鉄道(乗り鉄・撮り鉄両方)と麻婆豆腐・担々麺をこよなく愛する司法書士・行政書士です。
ひとり会社設立、副業・複業、小さな会社の企業法務の分野を得意としています。
1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

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