司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
目次
まだまだ合同会社の存在を知らない方が多いようです・・・
ここ最近、このブログで合同会社のことを
書いています。
しかし、まだまだ合同会社の知名度が低い
です。
この前、会社設立の相談を受けた際、
合同会社の存在を知らなかった
起業家の方がいました。
私は合同会社はこれから注目される
会社形態だと思っています。
最近、外資系の会社は合同会社にしている
ケースが増えています。
今回も合同会社のことを書いていきます。
これから起業したい方は合同会社がオススメ！
国は合同会社をもっと活用するよう促進すべきでは？
会社法が施行され、合同会社が誕生
しました。
本来は合同会社はパススルー課税になる
予定でしたが、結局は株式会社と同じ
課税方式になりました。
これからの時代、個人事業の法人成りが
増えてくると思います。
大手企業でも就職すれば一生安泰という
時代ではありません。
優秀な人はどんどん起業して法人化すると
思います。
そうなると、最初に法人を作る際、
少しでもコストを抑え、本業で利益を
上げる制度を国はもっと積極的に考える
べきではないでしょうか。
その役割を合同会社が担えばいいと
思います。
日本は起業家が育つ要素が少ないと
いわれています。
起業家をもっと増やすためにも、もう一度
合同会社の課税方法については見直す
べきです。
ひとり起業では合同会社がオススメ！
会社設立に際しても、設立後の会社の
維持費も合同会社は株式会社より、
安く済ませることができます。
定款の定め方次第で、大きく事業展開も
可能になります。
株式会社よりも定款の柔軟性は広いです。
なので、合同会社設立の際は、定款作成
段階から司法書士等の専門家と相談し
二人三脚でやってほしい。
法務省の定款をそのまま使うのは避けて
ください。
あくまでも雛形であり、会社の状況に
応じて違うものなので・・・
いずれにしても、ひとりで起業をする際は
合同会社をおすすめします。
まとめ
未だ起業の方で「合同会社」のことを
知らない方が多いようです。
さらに、それをサポートする士業の方も
合同会社のことを知らない方がいます。
費用を安く済ませる、スモールビジネスを
展開し、法人化だけを目指すのであれば
まずは合同会社にすべきでしょう。
もし規模が大きくなって、合同会社だと
信用の問題が出てくるようであれば、
株式会社に変えればいいのですから・・・
参考書籍
今回もこちらの書籍を参考にしました。
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5つの定款モデルで自由自在 「合同会社」設立・運営のすべて
神﨑 満治郎 中央経済社 2014-08-26
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