司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一
東京都江戸川区葛西駅前
会社設立などの企業法務・相続専門
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
目次
はじめに
持分会社の登記
最近は合同会社が増えてきている分、
会社設立後に登記事項が発生したら
どのような書類を作成するか悩むときが
あります。
そのときに重宝しそうな本がこの度
発売されました。
『持分会社の登記実務［補訂版］』
（民事法研究会）
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持分会社の登記実務 青山 修 民事法研究会 2017-03
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相変わらず値段は高いですが・・・
持分会社の登記実務 合同会社を始めとする持分会社の登記を網羅
持分会社とは何か？
会社法上、「会社」は「株式会社」と
「持分会社」に分かれます。
持分会社には、合名会社・合資会社・
合同会社の３つの形態があります。
社員の地位を「持分」というところから
３つの会社を「持分会社」と言われます。
特に、最近は設立時の費用の安さと
設立後の経営のコストの観点から
「合同会社」を選択する方が増えて
きました。
持分会社の登記の概要がわかる内容
合同会社設立についての本は紆余曲折、
いろいろな本が出ています。
しかし、合同会社を設立してからの
他の手続きについての本は案外出て
いないのが現状です。
今回、発売された「持分会社の登記実務」は、
図表も多くあり、見やすい印象です。
持分会社の登記については、網羅されて
いるので、使いやすいかと思います。
合同会社の定款は別の本で補充を！
少し残念なのは、合同会社の定款の雛形の例。
正直合同会社の必要的記載事項と一部条項
しか記載されていません。
合同会社の場合は、定款の内容次第で会社の
運営方法が異なりますので、定款はかなり
重要です。
合同会社の定款については、
下記の書籍で補うといいでしょう。
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合同会社のモデル定款―利用目的別8類型― 江頭 憲治郎 商事法務 2016-05-25
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5つの定款モデルで自由自在 「合同会社」設立・運営のすべて 神﨑 満治郎 中央経済社 2014-08-26
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まとめ
あくまでも実務書なので、一般の方は
見る必要はありません。
専門家の方は、こういう本があると
いいかと思います。
これから合同会社が増え、設立後に
登記事項に変更が生じることが
増えるからです。
こういう本が一冊あるだけでも
辞書代わりに使えいいのではと
思います。
今回は
『持分会社の登記実務 合同会社を始めと
する持分会社の登記を網羅』
に関する内容でした。
参考書籍
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持分会社の登記実務 青山 修 民事法研究会 2017-03
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