「司法書士口述試験について」(動画)
東京都江戸川区 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 資格試験アドバイザーの司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
目次
はじめに
司法書士試験。
筆記試験の合格発表も終わり、残すところはあとは口述試験。
口述試験は令和5年は10月23日に行われます。
口述試験受験する際に気をつけないといけないことは何か、私の体験談を含めて書きます。
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私の口述試験体験談
司法書士口述試験一
ある日、私は渋谷のある場所へ向かっていた。
それは、私が挑戦する口述試験の日だった。
やや薄暗い会場の前に到着し、深呼吸を一つ。
午前中の試験のため、少し早めに到着していた。
受験生たちが集う待機所へ足を運び、静かな時間を過ごすこととなった。
周りには知り合いの顔は見当たらず、私の心は緊張でいっぱいだった。
落ちないと言われている「口述試験」、でもなんだか不安がつきまとう。
やがて、運命を決めるくじを引く時間。私の順番はやや後ろの方だった。
それまでの間、テキストを眺めつつ、「早く試験を終わらせて帰りたい」と願った。
指定の時間が近づくと、係の人が私を待っている試験室へと誘導してくれた。
ドアの前で一息ついて、部屋に入ると、そこには2人の試験官が座っていた。
名前と受験番号を告げた後、まず最初の質問は不動産登記。
答える過程は無難だったように思う。
次に商業登記、こちらは一瞬少し答えに詰まってしまった。
しかし、試験官が助け舟を投げてくれたので、なんとかクリア!
そして、最後に司法書士法の問題が出され、私の試験は幕を閉じた。
気づけば、それはたったの15分だった。
試験官の視線を背に、私は係の人に案内され、会場を後にした。
ただ、待機室に戻ることはできないので、忘れ物をしないよう気をつけた。
私が挑んだこの試験、午前と午後で問題が変わるようだった。
口述試験に合格して初めて司法書士試験に合格という意識を!
私の体験談は以上で、ここから一般論を。
最近の資格試験予備校は、筆記試験の合格をもって最終合格だと思わせる表記があります。
しかし、あくまでも筆記試験に合格できても、口述試験に受からなければ意味はありません。
なので、筆記試験に受かったからといって安心するのではなく、口述試験も気を引き締めて取り組んでほしいのです。
司法書士試験の口述試験はどんなものか?
物語風に体験談を書いてみましたが、いかがでしたか?
重要なところもありますので、繰り返し書きます。
司法書士試験の口述試験は、試験官2名と受験生とのやり取りで行われます。
試験科目は、自分が受験生だったときは、不動産登記、商業登記、司法書士法でした。
筆記試験に合格できていれば大まか答えられる内容になっています。
口述試験で注意してほしいことは?
司法書士法については、第1条と2条と業務範囲については暗記するくらいにしておくべきです。
今後司法書士業務をしていく上で重要なことなので、当たり前のことですがしっかり試験当日までには暗記するくらいまでに覚えておきましょう。
司法書士法は改正がはいり、使命規定が設けられましたので、そのあたりのところは押さえておきましょう。
あと、仮に不動産登記や商業登記で答えに詰まってしまっても、試験官から助け船を出してくれることもあります。
なので、頭が真っ白になったら、ひと呼吸おいて落ち着いて答えを導いてください。
緊張するかもしれませんが、落ち着いて対応すれば合格点は確保できます。
まずは口述試験の会場に遅れないようにする
今年はどうなるか分かりませんが、おそらく例年は口述試験会場さえいけば、試験に合格できるといわれています。
ただ、試験会場に行けばいいというわけではなく、ビジネスマナーをもっていってほしいです。
なので、服装とかにも気を配って、試験会場でもビジネスマナーに留意して過ごしてください。
当たり前ですが、受験票も忘れないようにしてください。
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まとめ(今日の気づき)
最後まで諦めないという気持ちで口述試験に挑んでください。
今年から傾向が変わるということもありうるので、最低限のマナーと絶対に遅刻しないということは意識してください。
当日は何が起こるかわからないので余裕を持って会場にいきましょう。
試験中頭が真っ白になっても一呼吸置くこと 筆記試験合格者なら答えられる問題がでる
場合によっては予備校などの口述試験対策の講座を受講する
今回は
『司法書士口述試験の試験会場での15分: 自分の舞台裏は?江戸川区船堀の司法書士が語ります!』
に関する内容でした。
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