「会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
株式会社設立のとき、個人実印はいつの段階で使うのか?
これも会社設立を準備していくうえで大事なことです。
早速見て行きましょう!
定款の認証をするときに必要
株式会社の場合、定款を作成します。
その定款を公証役場に持って行って、公証人に認証してもらう必要があります。
公証人に認証してもらう際に個人実印が必要になります。
なので、定款認証の時には個人実印がないといけません。
個人実印は市区町村役場に届け出る
まずは、個人実印を作成しないといけません。
店にもよりますが、概ね1週間程度かかるでしょう。
さらには、その実印の印影を市区町村役場で登録してもらう必要があります。
すぐに登録してくれるのかというとそうではありません。
役所によって異なりますが、数日かかると思ったほうがいいでしょう。
まとめ
以上のことを考えると、まだ個人の印鑑登録をしていないのであれば、早急に対応しないといけません。
定款認証の時にまだ実印登録していないとなると、会社設立にも影響を与えかねません。
会社設立する予定のある方で、まだ印鑑登録していないのであれば、早めに対応することをオススメします。
特に若い方が起業するときは、おそらく印鑑登録していない方が多いと思います。
個人実印は自分の身分を証するものの一つになるので、あまり安いものだと欠けたり鮮明でなくなることがあります。
多少高くてもしっかりした印鑑を買うことをおすすめします。
前回は会社代表印について、そして今回は個人実印について書きました。
【3分以内でわかる会社説立アドバイザーのワンポイント解説】会社代表印を作るタイミングは? | 司法書士行政書士きりがやブログ(きりログ)
会社設立の際に役に立てて頂けると幸いです。
今回もご覧頂きありがとうございました。
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辻本郷税理士法人会社設立センター 東峰書房 2014-06
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