司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一 ひとり会社設立や小さい会社の企業法務・相続専門 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一（@kirigayajun）です。
目次
はじめに
これからのご時世、「副業・複業」がますます注目されています。
一つの会社での収入が増える見込がない中、複数の収入源を持っていることで、精神的にも安心になると思われます。
私も本業の他にも副業を持とうと考えています。
もう少し人生を豊かにしたい・・
そのように思っている「あなた」、「副業」を考えてみてはいかがでしょうか。
副業解禁？これからの時代「副業」に注目です！
副業をする目的を明確化させる
副業・複業をする目的、やりたいこと人それぞれ。
お金を稼ぐ、生活費の足しにする・・・
私は副業する意味として
- 自分の人生を豊かにするということ
- 将来起業するための勉強期間
だと思っています。
副業をするときの注意点は？
副業するにあたり、注意すべきことをあげておきます。
１、現在勤務している会社の就業規則を確認する
まずは今勤務している会社との関係。
最近は副業を奨励している企業もあります。
近頃は大企業や銀行まで副業解禁しています。
まずあなたの所属している会社の就業規則に「副業禁止規定」があるか否か確認してください。
もし「副業禁止規定」があるような場合は注意です。
副業がばれしまい懲戒処分となった場合、色々面倒な問題が降りかかります。
副業で会社を解雇され、それが正当かどうか裁判で争われたケースが何件かあり、ケースバイケースで結論が異なっています。
副業してややこしい問題が残らないように、副業をするに際しては、よく確認したうえで判断してください。
特に本業と似たようなことを副業にすることは競業避止義務違反となり、懲戒解雇の対象や損害賠償の対象にもなりますので注意してください。
２、自分が一番やりたいことは何かをじっくり考える
自分がやりたい事業は何か、そのあたりは明確にしておきましょう。
副業をする目的とともに、自分はこうやってお金を儲けたい、このような仕組みで売上をあげたいということをしっかり考える必要があります。
目的のない副業はすぐに頓挫してしまいます。
個人的には軽い気持ちで副業を始めたほうが成功しやすいと思っています。
３、やりたい事業が法律上の許認可等にかかっているかを確認！
副業をするにあたり自分のやりたい事業が法律で規制がかからないかよく確認してください。
お酒の販売等や輸入代行をする場合、関係省庁の許認可が必要な場合があります。
あと、古物の販売で収益をあげたいときは古物商の許可を警察署にする必要があります。
許可を受けないで行うと 法律違反となり、刑に処せられることも。
やりたい事業を明確なったらその事業をやるに際し、法律に抵触しないか 許認可はいるかどうか確認しましょう。
そのほか、消費者契約法のことや 確定申告のことなど、副業をするに際して知っておくべきことはたくさんあります。
まとめ
副業は簡単！
あなたはそう思っているかもしれません。
私は副業は「プチ起業」だと思っています。
起業するということはそれなりに準備をしてからでないと、起業後に色々なトラブルがあり、経営どころでなくなります。
簡単だから始めてみようと思った事業が思わぬ事態に・・・
そうならないためにも「副業」を検討しているあなた。
ぬかりない準備をすることが副業を始めるうえで大事ではないでしょうか。
今回は
『副業解禁？これからの時代ますます「副業」に注目です！』
に関する内容でした。
参考書籍
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これだけは知っておきたい「副業」の基本と常識 大山滋郎 フォレスト出版 2014-08-20
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