「会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
会社設立 起業されている方が増えている?
前回は合同会社の設立件数が増えていることを書きました。
実は株式会社の設立登記件数も増えています。
起業されている方が増えていることを示していますね。
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株式会社の設立登記件数が増えています!
株式会社の設立登記件数が法務省から発表されています。
平成26年の株式会社設立件数 86,639件
平成25年の株式会社設立件数 81,889件
法務省の登記統計より
前年度よりも5,000件増えています。
このことは喜ばしいことです。
やっと日本にも起業するという文化が芽生えてきつつある、そんな印象があります。
平成18年に会社法が改正され、株式会社は設立しやすくなりました。
また、「個人」の時代への変化も、会社設立登記案件の増加の要因の一つといえるでしょう。
生き残っていく会社を作る
ただ、知ってほしいことも。
是非、何十年も続けられる会社作りをしていくことを、会社設立段階からやって欲しいのです。
会社を設立しても10年後にはほとんど残っていないということ、
作ったのはいいが、結局は失敗している起業家が多いということを知ってほしいのです。
この中には、意図的に個人事業主としてやり直しているケースもあるでしょう。
それも戦略の一つといえます。
ただ、法人化のほうがいいというだけで、何も考えずに法人化した。
周りの意見も聞かずに法人化した。
それで失敗した・・・
そういうケースも散見されます。
法人化を目指すのであれば、それなりの準備が必要です。
まずは用意周到の準備、これが法人化する上で大事なことです。
まとめ
いずれにしても、会社設立案件が増加しているということは喜ばしいことです。
起業することで、日本経済が活性化し、良い循環をもたらすからです。
お金が回れば、経済もより動く。
中小企業の底力が、日本を支えていく。
ますます起業する方が増えて欲しいですね。
政府も補助金等を出して、起業する方に向けてさまざまな政策を行っています。
もし何かやってみたいというチャレンジ心がある方、是非起業することをおすすめします。
ただし、起業するための準備をお忘れなく。
次回は、シニア起業のお話、会社形態どうすればいいのかの続きを書く予定です。
今回もご覧頂きありがとうございました。
感想を聞かせていただけると嬉しいです。
商業登記ハンドブック〔第3版〕
松井 信憲 商事法務 2015-05-20
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