東京都江戸川区、「相続」「マイクロ企業に特化した企業法務」に特化した江戸川区、「相続」「マイクロ企業に特化した企業法務」に特化した司法書士事務所・行政書士事務所桐ケ谷淳一(@kirijunshoshi)です。
目次
はじめに
11月も後半になり、年末に向けて実家へ帰る予定の方も増えてきました。
江戸川区ではこの時期、相続や実家に関する相談が驚くほど増えます。
特に増えているのが、
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親が亡くなっているのに名義をそのままにしている
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通帳や保険の場所がわからない
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遺言の話を切り出せない
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認知症が心配だけど何から始めるべきか迷っている
これら“実家の些細なモヤモヤ”です。
実はこうした小さな問題が、相続登記義務化の時代では一気に“重大リスク”に変わります。
今日は、江戸川区で本当に増えている意外な落とし穴と、誰でも今日からできる“たった1つの対策”をお伝えします。
最近急増する“名義そのまま問題”とは?
江戸川区は親御さんが長く住み続ける地域。
そのため、父母のまま放置されている家が意外と多いのです。
相談を受けていると相続は開始しているがまだ親名義とか夫名義のままという不動産を所有している相続人からのご相談が多いです。
合わせて、相続人は自分だけだから問題ないだろうとほったらかしている方も多いです。
● よくあるケース
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父が亡くなったのに母が名義のままではない
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祖父→父→本人と二世代分の相続が未処理
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実家の権利書がどこにあるかわからない
相続登記を怠ると罰則の対象になるため、「放置していたら大変なことになっていた…」という相談が本当に増えています。
相続の火種は“書類”ではなく“心のズレ”から生まれる
私が相続の現場で強く感じるのは、もめるのは書類の問題ではなく、家族の気持ちのズレだということ。
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遺言の話を切り出すと親が怒る
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兄弟で温度差がある
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遠方に住んでいて話せない
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親が認知症気味だが誰も指摘できない
財産の額ではなく、家族のコミュニケーション不全が大きなトラブルを生みます。
だからこそ、“書類整理”よりも先にやるべきことがあります。
今日からできる「実家の情報メモ」を作るだけで相続の7割は片づく
結論はシンプルです。
スマホのメモに「実家の情報」を書くだけで、相続の7割が片づきます。
書く内容はたった5つ:
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実家の鍵の場所
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通帳の保管場所
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不動産名義と住所(マンション名だけでOK)
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保険の会社名
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緊急時に連絡する人1名
これらが見えるだけで、相続登記・遺言・後見の判断がスムーズになり、“家族の心のズレ”も自然と少なくなります。
江戸川区の相続は、情報の非対称性(知っている人と知らない人の差) がもめ事の原因です。
実家の情報メモを作るメリット
● ① 書類探しの時間が激減
通帳や権利書が行方不明…これが一番手続きを遅らせます。
● ② 親への声かけのきっかけになる
「遺言書いて」ではなく「保険会社だけ教えて」でOK。
● ③ 兄弟間の不満が減る
“情報共有”をするだけで、協力体制が自然にできます。
11月〜年末は相続の準備に最適なタイミングです
年末は、家族と顔を合わせる機会が増え、親も子も心が開きやすい季節です。
実家の情報整理をするには、1年で最も取り組みやすいタイミング。
だから私は毎年、11月〜12月に相続相談を“意識的に”増やしています。
もっと深く知りたい方へ──続きは有料noteで詳しく解説しています
相続登記義務化の話、実家の情報整理、遺言の切り出し方など…
この記事は、あくまで“入り口”です。
本当の問題は、「家族が言えない本音」 にあります。
私は、江戸川区の現場で家族の本音と向き合ってきました。
その“これ以上は無料では出せない部分”を有料noteで詳しく書いています👇
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最後に:家族の未来は“今日の小さなメモ”から動き出します
相続は“いつか”と先延ばしにしがちですが、今日はその“いつか”の一日です。
まずはスマホに「実家の情報メモ」を作るところから。
その小さな一歩が、あなたの家族を守る大きな一歩になります。
もし迷ったら、江戸川区の司法書士として全力でサポートします。

