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目次
担保権の抹消登記、登記簿と現在の住所が違う場合、どうすればいいですか?
住宅ローンが無事完済した。
自分の住んでいるマンションについている
抵当権を消したい。
銀行にいって、必要書類等を受領して、
登記事項証明書を法務局で取り寄せたら
現在の住所と異なっていた。
果たして、このまま登記申請はできる
でしょうか?
住所を変更しなければ抹消登記の申請はできない?
例えば、不動産を購入した時は、前の
住所で住民登録をして、そのままきて
しまった・・・
そのようなケースは結構あります。
では、住所が登記事項証明書に記載
されているのと異なる場合、どうすれば
いいのでしょうか?
答えは
住所変更の登記をしてからでないと、
担保権を消すことができません。
法務局では、申請人の現在の住所と
登記事項証明書に記載されている
住所が一致してはじめて同一人物から
の申請だと判断するからです。
住所が異なると、登記申請は受理
されませんので注意してください。
住所が変更した時に必要となる書類は?
必要となる書類は、住民票です。
ただ、登記事項に記載されている住所と
現在の住所が繋がるものが必要となる
のでご注意ください。
転勤等で住所を転々としている場合、
つながらない可能性があります。
その場合は戸籍の附票を取得することで
住所が繋がることがあります。
ただ、それでも住所が繋がらないことが
ありますので、その場合は司法書士に
相談することをおすすめします。
ちなみに登録免許税は、原則不動産1個に
つき1,000円です。
まとめ
住所変更登記は、意外とややこしいことも
あります。
もし、自分でやってみて分からなければ、
専門家にやってもらったほうがかえって
手間がかかりません。
抵当権等担保権を消す時、自分所有の
不動産の登記事項証明書を再度確認する
ことをおすすめします。
参考投稿
住民票取得するときは、個人番号の
記載のないものを用意する必要が
あります。
住民票を添付して登記申請する際に注意することとは?【司法書士の業務日誌】 – 司法書士行政書士きりがやブログ(きりログ)
担保権の抹消登記は司法書士に
お任せ!こちらの投稿もお読みください。
住宅ローン完済、抵当権を消したい!【会社設立アドバイザーの業務日誌】 – 司法書士行政書士きりがやブログ(きりログ)
参考書籍
不動産登記法入門 第2版 (日経文庫)
山野目 章夫 日本経済新聞出版社 2014-01-16
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