「会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。
今回は、「得意分野に特化する」について書きます。
この内容は、先日行ったある飲食店で思ったことです。
誰にも負けたくない分野をつくる
得意分野を作ることで、価格競争に負けず、お客様を囲い込める。
中小企業での戦略では大事なことです。
あれこれ手を付けるよりも、一つの分野に集中していく。
この分野では誰にも負けないくらい研究する。
利益が上がれば、そこにさらに注力するか、関連分野に広げていく。
そのような視点で経営することが大事です。
あなたは、その分野に関して、どうやってやっているか、
徹底的に研究することが必要でしょう。
真っ向勝負も大事ですが、あなたの個性を掛けあわせることで
さらにその分野に関して特化でき、差別化も図れます。
「誰にも負けない、その分野の専門家になること」
これが、これからの時代、生き残る一つのキーワードになるでしょう。
ある飲食店のケース
ある土曜日の昼下がり。
新橋に用事があったので、そこでランチをすることに。
そこの店は、行列のできるチャーハン専門店。
早速入ってメニューを見るとびっくり。
なんとあるのは「チャーハンセット」とサイトメニューのおつまみのみ。
さらに驚いたのは美味しいチャーハンの食べ方までメニューに書いてある。
よほど、チャーハンには自信があるのでしょう。
値段も普通の中華料理店のチャーハンと比べても値段が高く、
決してコスパはよくありません。
しかし、チャーハンだけで行列ができ、マスコミにも注目されている店。
まさに、他の店との差別化ができている証拠でしょう。
値段が高くても、お客様は寄り付く。
それだけ魅力がある。
こだわりを持つのはほんとうに大事だと、チャーハンを食べながら感じました。
まとめ
たとえ、値段が高くても、他の誰にも負けない物があれば勝負は出来る。
だから、その分野については専門家になる。
ナンバーワンになる。
そのくらいの勢いがなければならないでしょう。
中小企業の場合、大手企業の隙間をぬってやっていかないといけません。
自分はどこで勝負は出来るのか?
強みは何か?
これから起業するあなたはじっくり考えてみることをオススメします。
今回もご覧頂きありがとうございました。
感想をいただけると嬉しいです。
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「プチスキル」をかけ合わせて「レア人材」になる 一生食える「強み」のつくり方
堀場 英雄 日本実業出版社 2014-02-27
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