資本金の額10万円台で株式会社を設立するな!

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あなたのビジネスの元手はいくら?

これから起業したいというあなた。
資本金の金額はどのくらいでしたいですか?

つまり、自分のビジネスの元手はいくらかということです。

株式会社にしても合同会社にしても、資本金の額を決めないといけません。

そのお金を元手にビジネスをします。

当然初期投資がかからないビジネスもあれば、初期投資がかかるビジネスもあります。借入金も考慮しないといけないかもしれません。

その辺りを踏まえて、資本金の額を決めないといけません。


取引の相手方は資本金の額を見ていますよ!

取引の相手方は、会社の謄本を見て、この会社大丈夫かと判断します。
場合によっては会社の定款も要求してくるかもしれません。

金融機関であれば、当然会社の内部のことを知って融資する必要があるので、謄本なり定款の提示をされる可能性があります。

その時に自分の会社が恥ずかしくない状況にしておく必要があります。

資本金10万円台で、目的が複数あるとしましょう。

取引の相手方は、こんな資本金の額でこんなに事業はできるのかと疑いを持つでしょう。
そうなると信用度はかなり落ち、取引することを避けるかもしれません。

身の丈似合った経営をしていないとみてしまうわけです。

なので、資本金の額と事業目的は、大事な要素となるのです。


株式会社を設立するのであれば、資本金の額は・・・

やはり、資本金の金額は最低でも300万円はほしいところです。
300万円というのは昔の有限会社の資本金の額です。

会社設立後5年以内で生き残っている会社はどのくらいあると思いますか?

半分以上消えていっているという現実を、これから起業するあなたは知ってほしいのです。

生き残っている会社の中にも、商売をやめ、会社の登記だけ残してそのまま放置している会社もあるかもしれません。

会社を簡単に作れてしまう以上、安易な気持ちで始めると、絶対続きません。
資本金があればあるほど、おしりに火がつくので、安易な気持ちで始めることはないでしょう。

会社を作るとルールに従って経営する必要があることも十分に認識すべきでしょう。

私は某ホームページで「会社設立0円」とか謳っている事務所等も安易に会社を作れてしまう要因だと思っています。

そういう事務所は、月々の顧問料目当てであり、1年目からの会社経営の負担が膨大になり、うまくいかない要因を作っている可能性もあると見ています。
(うまくいっている会社もあるかもしれませんが・・・)

資金繰りがうまく行かなければ、1年で解散もしくは休眠状態・・・
そうなってしまうかもしれません。

いずれにしても、会社設立にはそれなりの費用をかけ、専門家と相談し、次のステップを踏めるような形でやるべきではないでしょうか。

そして、資本金もある程度準備する、それが永続できる会社への第一歩ではないでしょうか。


まとめ

私が言いたいこと。
株式会社で資本金10万円台で会社を作るな!
あなたの会社は10万円台で目的に記載してある事業ができますか?

身の丈にあった会社を作る、それが大事であるし、社会に対する責任です。
ぜひ、資本金の額は慎重に検討してください。

<参考書籍>

登記官からみた 株式会社設立登記の実務

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この記事を書いた人

司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一

1977年1月 東京生まれ東京育ち
2000年 日本大学法学部法律学科卒業
2004年 司法書士試験合格
2005年 行政書士試験合格
2007年 東京都江戸川区葛西駅前にて司法書士事務所・行政書士事務所を開業
会社設立・企業法務・相続を得意としています。
趣味は鉄道(撮り鉄・乗り鉄両方です)・ランニングです。
2017年 平成27・28年施行改正会社法・商業登記規則、役員変更登記の注意点(株式会社レガシィから)のCD・DVDを出しました。

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