司法書士・行政書士 桐ケ谷 淳一
「会社設立アドバイザー」
東京都江戸川区葛西駅前
司法書士・行政書士桐ケ谷淳一です。
有限会社みたいな会社を作りたい
「コンパクトな会社を作りたい、有限会社みたいな会社にしたいのですが、どうすればいいですか？」
お客様からの質問です。
もう、有限会社は設立することができません
しかし、似たような会社形態を設立することができます。
それは「合同会社」です。
目次
合同会社と有限会社、どこが似ているの？
２つの会社が似ているところをあげると、
- 決算公告がいらない
- 役員の任期がない
- 運営コストを安く抑えられる
合同会社と有限会社、本当に似ている部分が多いです。
法律論をぬきに考えると、有限会社の代わりに合同会社ができたと考えていいです。
合同会社の運営方法について気をつけること
登記事項に変更があったら速やかに登記申請を！
まずは、合同会社には役員の任期がありません。
株式会社みたいに役員の任期が満了するごとに役員変更の登記申請をすることがありません。
なので、登記事項に変更が生じても、登記申請を忘れることがあります。
変更してから２週間以内に登記申請をしないと過料（罰金みたいなもの）を払わなければいけません。
有限会社の場合も、同様の問題がありました。
役員に変更があったにもかかわらず放置していたケースを見てきました。
登記事項に変更があったら、登記申請を忘れない。
会社経営することで大事なことです。
定款に必要事項を入れること
あとは、有限会社と比べて、合同会社は定款に定める内容が自由。
つまり、会社経営するにあたり、定款に盛り込む必要があるものは、定款に記載しないといけません。
その辺りは会社の運営方法と合わせて技術的なものも伴うので、司法書士と相談しながら決めていくことをおすすめします。
まとめ
有限会社と合同会社、似ている部分も多いです。
- スモールビジネスで事業を開始したい
- 資金面の問題もあるのでコストを安くして設立したい
というのであれば、合同会社にすることをおすすめします。
今回もご覧頂きありがとうございました。
感想を聞かせて頂けると嬉しいです！
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5つの定款モデルで自由自在 「合同会社」設立・運営のすべて
神﨑 満治郎 中央経済社 2014-08-26
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